Teenager Forever/King Gnu
私はこの曲を聴くと絶対に泣きそうになる。こんなロックで青臭い歌なのに。
この曲を披露したMステが忘れられない。心の底から感動した。歌い終わったら倒れるんか？って心配してしまうくらいの全力歌唱、たった3分に命をかけたような全力のステージ。私は毎日20％くらいの力で生きているのに、1年のうちの半分死んだように時間を消費しているのに、この人たちはたった1曲のために命の全てを注ぎ込んでいるように見えた。同じ人間で同じ時間を同じ日本で生きているはずなのに、この差はなんだ？そんな自分が悲しくなったし情けなく思えた。私は3分のために全力を尽くしたことはあったかな....無い気がする、というか絶対に無い。そして荒々しいパフォーマンスと対比して繊細な、思春期真っ最中な歌詞。人間としての差を見せつけられても、どんなにすごい人だと思っても、悩んだり内側で感じていることは私と変わらないじゃない......。ここで少し救われる。みんな同じ人間なんだ....。
「結局のところ誰も教えちゃくれないんだ 進むべき道のりなんて」
ほんとそうだよね...26年間生きてやっとこれに気付きました。本当に大事なことって誰も教えてくれないんだなと。「あなたに言われたからやったのに」こう思うことが多い。そう思ってしまったら時すでに遅し。自分にとって何が大切なのかは自分しか分からないし、自分が1番分かってる。自分で感じて探して気づくしか無いんだよね。
「明日を信じてみたいの 微かな自分を愛せなかったとしても」
「等身大のままで生きていこうぜ 歳を重ねても」
自分を大きく見せないで、ありままで生きようね。これって簡単なようですっごい難しい。今日はできなくても、明日はできるかもしれない。今日の自分に絶望するかもしれないけど、明日にはほんの少し変われるかもしれない。そんなことを繰り返しながら自分を愛せるようになったいいなあ。
難しい言葉は使ってないし、ものすごく伝わりやすく分かりやすい歌詞。一歩間違えたらどこにでもあるベタな青春ソングになりそうなのに、ならないのがさすが常田大希....。あと井口くんの美声が曲に切なさを加えてるので、うるさめの曲だけど心にスーッと入ってくる。
あーこの曲を生で聴いたら号泣する自信ある。笑
とりあえず私はもう少しエンジンかけて1日を過ごせるようにしたい。
